ニュース 石油・化学 作成日:2012年4月18日_記事番号:T00036591
台塑集団(台湾プラスチックグループ)の第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮郷)内にある、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)第2製油工場の重油水素化脱硫(RDS)装置で17日早朝、潤滑油管から油漏れが起きて出火する事故が発生した。同装置は2010年7月25日に発生した大規模火災で設備がほぼ全壊し、同日修理を終えて試運転を行っていた。曹明・同社総経理は、「火はすぐに消えたため損害は軽微で、稼働再開の遅れは1週間程度」と強調した。18日付経済日報が報じた。
業界関係者によると、台塑化のRDS装置は、原油から品質の高いガソリンを精製でき日産量は8万バレル。1日に3,000万台湾元(約8,300万円)の売り上げがあるが、同装置が稼働を停止したことで同社のガソリン輸出量も従来の月間250万バレルから200万バレルに減少しているという。
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