ニュース その他分野 作成日:2012年4月19日_記事番号:T00036613
中央銀行の彭淮南総裁は18日、行政院で開かれたインフレ対策会議で、「住宅価格の騰落は生活物価全体に影響を与える」と述べ、住宅価格を物価監視項目に含める考えを示した。19日付経済日報が伝えた。
中銀はまた、金融機関に引き続き2週間ごとに住宅ローンに関する報告書の提出を求め、住宅ローンの動向を緊密に監視していく方針だ。彭総裁の発言は、インフレ抑制に向けた中銀の断固たる姿勢を示したものだ。
なお、市場では短期金利が上昇し始めている。銀行間オーバーナイト金利は18日、前日比0.002%上昇し、0.49%となり、10日連続での上昇を示した。中銀は金利上昇を誘導することで、市中資金を回収し、インフレを抑制する構えとみられる。
中銀が(政策金利の)利上げを実施するかどうかについて財務官僚は、「物価動向や欧米の景気動向による。欧州財政危機が継続すれば、6月の中銀理事監事連席会議では、利上げが見送られる」との見方を示した。
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