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中台の「特色ある金融業務」、金管会が発展計画


ニュース 金融 作成日:2012年4月19日_記事番号:T00036615

中台の「特色ある金融業務」、金管会が発展計画

 行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳裕璋主任委員は18日、中台間の金融交流拡大に向け、「両岸(中台)の特色ある金融業務発展計画」とその作業要点を取りまとめた。来週にも行政院に提出され、最終決定される。19日付工商時報が伝えた。

 計画は、為替、銀行、資本市場、保険の4分野について、今後2年間かけて実施する開放措置やスケジュールが盛り込まれている。

 金管会関係者は、銀行の外国為替指定銀行(DBU)での人民元建ての預金や融資、人民元建て金融商品の販売などは、中台間で為替清算協定が結ばれた後での解禁となるが、オフショア銀行部門(OBU)による人民元建ての資産運用業務(有価証券への投資)、証券会社による中国の有価証券売買の取り次ぎなどは、行政院が方針を決定すれば、優先的に解禁が可能だとの認識を示した。