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華固建設、台北市松山区で再開発計画


ニュース 建設 作成日:2012年4月19日_記事番号:T00036617

華固建設、台北市松山区で再開発計画

 華固建設の洪嘉昇総経理は18日、台北市松山区宝清段にある3階建てアパート群(計800坪)に関する都市再開発案について、計画の初期段階に入ったことを明らかにした。洪総経理は、既存住民との「都市更新開発契約」締結率は約20%にとどまるものの、開発費用が5億台湾元(約13億8,000万円)を超える「重大情報」のため公告したと説明した。19日付経済日報などが報じた。

 華固建設は同再開発案に27億6,600万元を投じる予定で、開発総額は100億元前後になる。同社と住民との分配比率は35%対65%で、同社は販売額のうち35億~40億元を獲得することになり、利益率2割余りを見込む。

 ただ、2014年3月25日までに85%の住民と都市更新開発契約を結べなければ、同契約は解除となる。

 洪総経理は「華固建設は都市再開発分野に進出して10年近くになり、過去の案件では住民の同意を100%得てきた」と強調。また、「台北市は未開発用地がほぼなくなっていることに加え、築年数が古く安全性などに問題のある建物が多くあり、都市の発展にとって再開発は必須だ」と指摘した。