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注射薬大手の南光、工場拡大に2億元


ニュース 医薬 作成日:2012年4月19日_記事番号:T00036620

注射薬大手の南光、工場拡大に2億元

 注射薬大手の南光化学製薬は今年、注射薬工場の拡張に2億台湾元(約5億5,000万円)を投じる。日本や米国向けの抗がん注射剤の商機を狙う。これに向けて同社は18日、13億2,000万台湾元(約37億円)のシンジケートローン(協調融資)契約を銀行団を結んだと発表した。19日付経済日報などが報じた。

 同社によると、抗がん注射剤は米国、日本の製薬メーカーの評価を受け、相次いで生産契約を結んでいる。南光の新規生産ラインは、顧客の製薬メーカーが各国で生産認証を受け、年末までに海外の認証を得た後に生産に入る計画だ。

 南光は売上高の約80%が台湾域内向けで、14%を日本向けが占める。海外市場を積極的に開拓しており、売上高に占める輸出の割合は、現在の2割から3年以内に5割まで拡大すると証券会社は予測している。