ニュース 電子 作成日:2012年4月19日_記事番号:T00036628
華碩電脳(ASUS)はこのほど、先ごろ台湾で予約受付を開始した、専用端末に内蔵すればタブレット型パソコンに、キーボードを接続すればノートPCへと姿を変えるスマートフォン新製品「PadFone」について、重要部品が不足して生産が追いつかないため、20日に予定していた出荷開始を延期すると表明した。予約した消費者に送付された通知によると、商品が手元に届くのは5月11日以降になるという。19日付中国時報が報じた。
ASUSの林宗リョウ・世界副総裁(リョウは木へんに梁)によると、PadFoneは今月末までに販売台数が1万台に達する勢いとなっており、予約分の生産を急ぐため毎日、部品の追加発注を行っているという。
林副総裁は具体的にどの部品が不足しているかについては言及しなかったが、業界では台湾積体電路製造(TSMC)の28ナノメートル製造プロセスで良品率が上がらず、クアルコムの中央処理装置(CPU)出荷が滞っていることが要因との観測が出ている。
PadFoneに搭載されるクアルコムの「S4、MSM8960」は、サムスン電子や宏達国際電子(HTC)などと奪い合う状況となっているようだ。
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