ニュース 金融 作成日:2012年4月20日_記事番号:T00036644
中国信託商業銀行(中信銀)は19日、中国でデビットカードによる決済ネットワークを運営する中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)と、カード発行や支払いに関する商品開発を共同で進める提携覚書(MOU)を結んだ。両社はICカード商品やオンライン決済、国際送金などの業務で協力する。こうした分野で中国銀聯と提携した台湾の銀行は中信銀が初めて。中信銀は中国銀聯と中台市場のほか、他の国際市場での共同事業推進も視野に入れている。20日付経済日報が伝えた。

北京で行われたMOUの調印式で、双方は「両岸の金融協力の新たな1ページ」と意義を称賛した(中信銀リリースより)
なお行政院金融監督管理委員会(金管会)は1月、台湾のインターネット取引で銀聯カードによる決済を認めているが、中信銀は既に関連業務への認可を申請しており、新サービスを導入する予定だ。
中信銀はクレジットカードの発行量が約538万枚と台湾の銀行では最多で、2009年末から中国銀聯と密接な関係を築いており、現在は台湾全土の同行特約店約2,800店で銀聯カードによる支払いが可能なほか、4,200台を超える現金自動預払機(ATM)で現金引き出しもできる。
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