ニュース
政治
作成日：2007年11月12日_記事番号：T00003665
立法院過半数未達で民進党から行政院長指名も=馬英九氏
国民党の総統選挙候補者、馬英九氏（前同党主席）は11日、立法委員選挙で野党陣営が過半数を取得できず、かつ馬氏が総統に当選した場合、行政院長には民進党または民進党支持者の人物から選ぶ考えを明らかにした。
馬氏は「さもないと現在と同じ足踏み状態が続き、政務推進が非常に困難になる」と語り、その上でこうした措置を取らなくて済むよう、まず立法院での過半数獲得に全力を挙げる方針を示した。そして、立法院で過半数を獲得できた上で総統に当選できれば、経済振興、中台関係の改善、汚職の取り締りに力を傾けるとし、それらが自身に課せられた「歴史的使命だ」と強調した。
