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iPhone5は液体金属採用か、キャッチャー・鴻準に打撃も


ニュース 電子 作成日:2012年4月20日_記事番号:T00036651

iPhone5は液体金属採用か、キャッチャー・鴻準に打撃も

 韓国のIT(情報技術)関連ニュースサイト「ETnews」が19日、アップルのスマートフォン「iPhone」の次世代機種(通称・iPhone5)には液体金属(リキッドメタル)のフレームが採用され、6月に発表されると伝えたことを受け、20日付中国時報は、事実とするとこれまでiPhoneにフレームを供給してきた台湾の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)および鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)が打撃を受ける可能性があると指摘した。

 液体金属はジルコニウム、チタン、ニッケル、銅などから成り、硬度はチタン、アルミなどよりも優れ、ステンレスの15倍とされる。表面は液体のように滑らかで、プラスチックと同様に射出成形が可能なため、従来の金属加工工程を大幅に省略できる。

 アップルは2010年8月にリキッドメタル・テクノロジーズと提携し、同社が持つ液体金属関連の技術を独占的に授権したと発表。業界では同技術がいつアップルの製品に採用されるかに注目が集まっている。