ニュース 電子 作成日:2012年4月20日_記事番号:T00036653
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の呉大剛モバイル事業群総経理はこのほど、今年はスマートフォンでの有機発光ダイオード(OLED)パネル採用が進み、浸透率が10%を突破するとの見方を示した上で、「良品率および材料技術の向上に伴い、2年後に中小型OLEDパネルは液晶(LCD)パネルと同等のコスト競争力を獲得する」との予測を示した。20日付電子時報が報じた。
呉副総経理は、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)のボトルネックは量産時の良品率、および材料コストが比較的高いことにあると指摘。ただ、材料技術は、日本メーカー、AUO、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、錸徳科技(ライテック)などが相次いで大規模なリソースを投入しているため、着実な進歩が期待できると強調した。
またOLEDパネルが発光効率と使用寿命の問題を解決すれば、パネルサイズは4インチ、5.3インチからテレビ用まで拡大すると予測。ただし、その特性および価格的な要因からノートパソコンやパソコンモニターに応用される可能性は低いとの考えを示した。
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