ニュース 電子 作成日:2012年4月20日_記事番号:T00036654
市場調査会社、ディスプレイサーチの謝勤益副総裁は19日、アップルのスマートフォン「iPhone」の次世代機種(通称・iPhone5)に搭載されるタッチパネルについて、現在のガラス式をやめ、液晶パネルにタッチセンサーを内蔵する「インセル式」を採用するとの見方を示した。これにより現在、宸鴻集団(TPKホールディング)および勝華科技(ウィンテック)が手にしているiPhoneのタッチパネル受注を、東芝、シャープ、ソニーが奪う可能性が出ている。20日付工商時報が報じた。
現在、iPhone用液晶パネルは、東芝、日立製作所といった日本メーカーが主に供給しているが、今年年初、アップルが東芝およびシャープに開発要員を派遣し、次世代iPhone、iPadでの導入に向け、インセル式タッチパネルの試験生産を行っているとの観測が伝えられていた。
アップル製品向けのタッチパネルは現在、すべて台湾メーカーが供給しており、特にTPKにとっては売上高の70%以上がアップルからの受注のため、観測が事実であれば大きなダメージが予想される。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722