ニュース 社会 作成日:2012年4月23日_記事番号:T00036659
行政院衛生署疾病管制局(疾病局)は22日、台湾の養鶏場でH5N2型鳥インフルエンザ感染が相次いで報告されたことを受け、このほど養鶏所関係者および防疫対応に当たった関係者141人に対し血液検査を実施したところ、3人からH5N2型ウイルスに対する抗体陽性反応が確認されたと発表した。ヒトからの同ウイルスの抗体検出は台湾で初めて。疾病局は、3人が過去に同ウイルスに感染していた可能性も排除しないが、昨年以降に接種したH5N1型や季節性インフルエンザワクチンに影響を受けた交差反応の可能性もあると説明した。23日付自由時報が報じた。
疾病局によると、今回H5N2型ウイルス抗体が検出されたのは彰化県の養鶏場関係者1人と防疫担当者2人。3人ともこれまでのところ、インフルエンザのような症状は出ておらず、またH5N2型ウイルスのヒトへの感染能力に限界があることから隔離措置などは取っていない。
なお、日本では2005〜06年に養鶏場などでH5N2型ウイルスが流行した際、関係者257人中48人から抗体陽性反応が確認されたが、健康に問題は生じなかったという。
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