ニュース 公益 作成日:2012年4月23日_記事番号:T00036665
資材高騰や反対運動、相次ぐトラブルなどにより、建設が大幅に遅れている第4原子力発電所(新北市貢寮区)について、台湾電力(台電)は工期見直しと安全運転の確保に向けた措置により、総工費が当初見込みより527億6,700万台湾元(約1,460億円)増加し、3,264億2,300万元に達するとの内部試算をまとめた。23日付工商時報が伝えた。

商業運転の開始時期については、1号機が当初予定の2011年12月15日より42.5カ月遅れの15年6月30日、2号機が当初予定の12年12月15日から54.5カ月遅れの17年6月30日にずれ込むとの見通しを示した。第4原発の建設工事全体は、当初予定の14年12月15日から48.5カ月遅れの18年12月31日に完成するとした。
一方、監察院は最近の調査報告で経済部の責任を厳しく追及し、「商業運転の時期が再三延期され、11年たってもまだ確定せず、工費も既に60%増加し、今後も増加が見込まれる。監督不行き届きの批判は免れない」と指摘した。
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