ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年4月23日_記事番号:T00036671
中国鋼鉄(CSC)は20日、6月の台湾域内市場向け鉄鋼製品価格をすべて据え置いた。ガソリン価格の上昇や5月からの電気料金の値上げによる生産コスト上昇が懸念される中、川下メーカーの受注競争力を考慮した。21日付工商時報が報じた。
CSCの第2四半期業績見通しについて証券会社は、台湾内外での鉄鋼製品価格上昇に伴い同社の受注量が増える一方、石炭や鉄鉱石など原料価格は下落し、黒字転換を果たすとの予測を示した。
最近の国際鉄鋼市場の動向は、鄒若斉CSC董事長がこれまでに示した「第1四半期が谷底となり、第2四半期には好転、第3四半期には順調に上向く」との予測とほぼ一致している。また劉季剛・同社業務副総経理は20日、鉄鋼市場の価格は現在安定しており、川下メーカーからの受注は今後増加する見通しで、4~5月の受注量が予測を超えるほか、6月もさらに伸びるとの見方を示した。
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