ニュース 電子 作成日:2012年4月23日_記事番号:T00036677
21日付経済日報によると、ソニーが保有しているシャープの液晶パネル第10世代工場(堺市)の持ち株7%をシャープに返却するとの観測が出ている。アナリストは、シャープはソニーから返却された株式の半分を鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長に売却する方針で、シャープと郭董事長の出資比率はそれぞれ38.5%となると指摘した。鴻海の広報部はコメントを出していない。
なお、このほど市場調査会社、ディスプレイサーチが開催した、フラットパネルディスプレイの国際会議に出席したドイツ証券の中根康夫アナリストは、シャープ堺工場は現在、ソニーとシャープの液晶テレビ用パネルを生産しているが、それでも生産能力が余っており、郭董事長が同工場にテレビ用パネル受託生産の新たな受注をもたらすと指摘。最も早ければ、20〜32インチのハイエンドディスプレイを同工場で生産することになると語った。
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