ニュース 電子 作成日:2012年4月23日_記事番号:T00036678
市場調査会社、ディスプレイサーチの調査によると、大型液晶パネル価格は4月後半に同月前半比で1~2米ドル(1~2%)上昇する。中国の労働節(メーデー、5月1日)連休向け需要、新製品や新技術の導入で歩留まり率が低迷し、液晶テレビ向けパネルの供給が逼迫(ひっぱく)していることなどが背景にある。23日付電子時報が報じた。
ディスプレイサーチによると、4月後半の26インチテレビ向けパネル価格が横ばいとなる以外は、32インチパネル、32インチオープンセル(バックライト取り付け前の半製品)、46インチテレビパネル価格が1米ドル上昇、40~42インチテレビパネル価格は2米ドル上昇。一方、液晶モニターパネル価格は17、18.5インチ、19~21.5インチワイドなど軒並み1米ドル上昇。ノートパソコン向けパネル価格も13.3~17.3インチワイドで軒並み1米ドル上昇。
光電科技工業協進会(PIDA)の予測によると、超薄型軽量ノートPC「ウルトラブック」市場の成長、39インチなど新サイズ製品の販売好調などで、大型パネルの2012年生産額は前年比4%増の7,800億台湾元(約2兆1,500億円)。中小型パネルはタブレット型PCの小型化などで同18%増の2,900億~3,000億元が見込まれる。全体では同7%増で1兆元を超える見通しだ。
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