ニュース 社会 作成日:2012年4月24日_記事番号:T00036685
かつてヤンキースの主戦として2年連続19勝を挙げる活躍を見せ、「台湾の光」と呼ばれ大フィーバーを巻き起こした王建民投手(現ナショナルズ)が米国在住の台湾人女性と不倫していたことが発覚した。王建民本人もこれを認めて謝罪した。
球団側は「プライベートに関することが選手としての評価に影響することはない」とコメントしているものの、2003年に結婚、09年に息子をもうけた王投手の、家族思いで誠実なイメージに大きな傷がついたことは否めない。
王投手の不倫発覚は、「被害者の友人」と称する蘋果日報読者からの情報提供で発覚した。この読者は王投手が不倫相手とキスを交わす写真も送付していた。
これを受けて同紙が王投手のマネジメント会社に確認を取ったところ、一昨年に起きた事実であると判明した。王投手は相手の女性「シンディー」とバーで知り合い、交際は6~8カ月間続いたという。
王投手は24日に記者会見を開き、声をつまらせながら「2年前に重大な過ちを犯し、家族、ファンに申し訳ないことをした。言い逃れはできない」と謝罪。当時は09年に肩を故障して手術した後、長期間リハビリ生活が続き、選手生命が終わるのではないかと絶望して「心身のバランスを失っていた」と説明した。
なお情報を提供した読者は写真の入手先について、「女性が落としたUSBから手に入れた」、「フェイスブックで見つけた」など証言を変えているが、「シンディー」は蘋果日報の取材に対し、「USBを落としたことも、写真をフェイスブックに載せたこともない」と語っている。
この読者は蘋果日報やシンディーに金銭を要求しており、彼女の周辺の友人が金欲しさに漏らした可能性が高い。過ちを犯したとはいえ、常にプライバシーを暴露される危険にさらされている王投手に同情も禁じ得ない。
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