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陳前総統、前立腺腫瘍2個に=長男・致中氏


ニュース 社会 作成日:2012年4月24日_記事番号:T00036686

陳前総統、前立腺腫瘍2個に=長男・致中氏

 龍潭園区(桃園県)の用地取得土地売買をめぐる収賄事件などで有罪判決を受け、台北刑務所で服役中の陳水扁前総統は23日午前、行政院衛生署桃園医院で2時間にわたる検査を受けた。長男の陳致中氏は、陳前総統の前立腺にできた腫瘍が1個から2個に増えたとして、改めて病院での療養を求めた。24日付蘋果日報が伝えた。


陳水扁前総統(中)は厳重な警備に囲まれ検査を終えた(23日=中央社)

 陳致中氏によれば、陳前総統は心疾患の薬の服用を10日間中止した上で、病理組織検査を受けるよう医師に勧められたという。

 陳致中氏は「陳前総統は心臓や肺にも問題があり、椅子に座っていてもせき込むことが多い。病因が特定できていない」とした上で、桃園医院の診療能力を疑問視し、設備の整った病院に入院させるべきだとの考えを示した。

 民進党の林俊憲広報担当は「人道的な立場から、直ちに外部で療養させるべきだ」と主張した。

 桃園医院の広報担当は「陳致中氏の発言にはコメントしない。患者のプライバシーにかかわる発言は差し控える。検査結果は家族によく説明した」と述べた。