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台新銀、中国銀聯と商品開発で覚書


ニュース 金融 作成日:2012年4月24日_記事番号:T00036693

台新銀、中国銀聯と商品開発で覚書

 台新金融控股傘下の台新銀行は23日、中国でデビットカードによる銀行間決済ネットワークを運営する中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)と中台間での決済サービス開発に向けた覚書を結んだ。24日付蘋果日報が伝えた。

 中国銀聯と覚書を結ぶのは、中国信託金融控股に続き、台湾の金融機関としては2例目となる。

 中国銀聯の加盟する銀行などが発行する銀聯カードは、2009年から台湾の特約店で使用可能になったほか、10年からはATM(現金自動預払機)を通じた台湾元現金のキャッシングができるようになった。今年からは、台湾でのインターネット決済でも銀聯カードが使えるようになった。

 台新金控リテール部門の尚瑞強執行長(CEO)は上海で行われた調印式で、「台新銀は過去3年にわたり銀聯関連業務の拡大に努め、台湾を訪れる中国の観光、ビジネス、留学生の需要を満たしてきた」と述べた。

 台新銀と中国銀聯は今後、ICカード商品、インターネット決済、送金業務、加盟店契約業務などで新商品の開発を進めるとともに、国際市場への共同進出も視野に入れる。