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3月の商業売上高、前年比マイナスに再転落【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年4月24日_記事番号:T00036694

3月の商業売上高、前年比マイナスに再転落【図】

 経済部統計処が23日発表した3月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比7.39%増、前年同月比1.06%減の1兆1,880億台湾元(約3兆3,000億円)で、3カ月連続のマイナス成長から脱した2月から一転、再び前年同月を下回った。第1四半期は前期比4.45%減、前年同期比1%減の3兆4,202億元だった。24日付工商時報が報じた。

 卸売業の3月売上高は、前月比8.40%増、前年同月比2.83%減の8,510億元だった。黄吉実・経済部統計長は、世界景気が安定せず、3月輸出総額が3.2%のマイナス成長だったことを反映していると指摘した。

 一方、小売業の3月売上高は前月比5.45%増、前年同月比3.35%増の3,061億元で、特に情報通信および家電設備業(前年同月比11.20%増)が過去9カ月で最高の伸びとなった。政府が推進する省エネ家電購入に対する補助金支給が貢献した。一方、ガソリン値上げなどの影響で、自動車・二輪車および関連部品は同4.31%減だった。

 飲食業の3月売上高は、前月比0.04%増、前年同月比7.42%増の309億元だった。