ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年4月24日_記事番号:T00036699
自動車大手、裕隆集団の厳凱泰執行長(CEO)は23日、今年の台湾自動車市場規模について、3月末時点の予測の38万台よりも縮小するとの見方を示した。ただ、具体的な数字は挙げていない。厳執行長は昨年12月に今年の市場規模を約36万台と予測。その後、裕隆汽車製造の陳国栄総経理が1月の総統選直後に37万8,000台へと上方修正、2月初旬には厳執行長が40万台へとさらに上乗せしていたものの、3月末に38万台に修正しており、今回が2度目の下方修正となる。24日付経済日報が報じた。

下方修正の理由について厳執行長は、4月に入ってから自動車市場の需要が急落したことを挙げた。その原因については、ガソリンと電気料金の値上げだけでなく、証券取引所得税(キャピタルゲイン課税)導入に伴う株式市場の低調や全体的な景気低迷などさまざまな要素が絡んでいると述べた。
交通部のデータによると、今年4月20日現在の新車登録台数は10万9,938台で、前年同期比で7%減少している。
なお、自動車販売最大手のトヨタ系和泰汽車は36万台と予測している。
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