ニュース 家電 作成日:2012年4月24日_記事番号:T00036700
家電大手、歌林(コリン)は23日、経営再建に向けたブランド資産譲渡に関する競争入札を実施し、ポータブルDVDプレーヤーなど携帯用メディア機器メーカーで、家電量販店「倍適得電器(BEST電器)」を展開する憶声電子(アクション・エレクトロニクス)が落札した。憶声は「コリン」ブランドの商標および同ブランドの総代理店、瑞林科技の100%株式を取得した。取得額は1億台湾元(約2億7,500万円)とされる。24日付経済日報が報じた。
コリンブランドの競争入札は過去、2度にわたり流札となっており、今回が3度目だった。コリンは当初、ブランド譲渡額で10億元を見込んでいたが、一度目の入札で3億5,000万元に、今回もさらに大幅に引き下げられた。
憶声の孫逸民総経理は「コリンブランドを使用して小型、大型家電の販売を手がけ、BEST電器との相乗効果を発揮させたい」と語った。同社は今後、外部委託により家電製品を生産し、東元集団(TECO)や声宝(サンポ)など家電大手との競争に参入することになる。
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