ニュース 電子 作成日:2012年4月24日_記事番号:T00036706
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は23日、第1四半期売上高87億5,500万台湾元(約240億円)、純利益11億3,400万元との自社決算を発表した。同社は赤字転落をするとの観測も伝えられていたが、黒字を確保できた。24日付経済日報が報じた。
同社は経営破綻したエルピーダメモリを大口取引先としているが、証券会社は、エルピーダは支援企業がどこに決まろうとも、アップルのモバイルメモリーの重要サプライヤーとしての地位は揺るがず、引き続きパワーテックの技術を必要とするため、パワーテックへの影響は限定的だと指摘した。
また、パワーテックはエルピーダ関連の損失見込額を既に昨年決算に計上しており、買収した同業中堅企業、超豊電子(グレイテック・エレクトロニック)の業績も近く連結対象に含めるため、第2四半期は低迷からの再スタートを図れるとの見通しを示した。
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