ニュース 金融 作成日:2012年4月25日_記事番号:T00036721
南山人寿保険は、米保険大手AIG系列の損害保険会社チャーティスの台湾子会社、美亜産物保険(チャーティス・タイワン・インシュアランス、旧友邦産物保険)の株式を取得する方向で交渉を進めているもようだ。25日付工商時報が伝えた。

行政院金融監督管理委員会(金管会)は、既に南山人寿から美亜産物保険の株式取得を目指している旨、連絡を受けていることを明らかにした。
台湾の保険大手各社は、いずれもグループ内に系列の損保会社を設立している。南山人寿はグループ外への出資という形で、損保事業への参入を目指す。
過去には台湾人寿が保険安定基金から国華産物保険(現在の台寿保産物保険)を買収し、完全子会社化している。交渉が成立すれば、台湾の生保会社がグループ外の損保会社に出資するケースとしては2例目となる。
南山人寿はAIGグループに属していた当時、美亜産物保険と提携関係にあった。潤成投資控股が南山人寿を買収して以降も、南山人寿の保険外交員は美亜産物保険の自動車保険、住宅用火災保険の主要な販路となっている。
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