ニュース 金融 作成日:2012年4月25日_記事番号:T00036722
金融持ち株会社の元大金融控股はこのほど、グループの資金運用計画をまとめ、▽元大商業銀行で121億台湾元(約335億円)の増資を実施▽傘下の先物、投資信託会社の株式を60億元で取得し、孫会社から子会社に格上げする▽生命保険会社の新規設立または買収▽その他の合併による事業拡大──の4項目を目標に掲げた。25日付工商時報が伝えた。
財源としては、昨年の利益133億9,000万元のうち80億元を内部留保するほか、元大証券の減資による収入120億元、キムエン・ホールディングスに対する持ち株の売却による収入から50億元の計250億元を充てる。特に利益の内部留保分は、60億元を元大銀行の増資に充てるほか、20億元を生命保険会社の設立・買収資金に充てる方針だ。
元大証券の減資計画は、既に先月に元大金控の取締役会で決定している。元大金控は、元大証券の減資と元大銀行の増資を今年9月に同時実施する構えだ。元大証券の減資後の資本金は552億元となる。
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