ニュース その他製造 作成日:2012年4月25日_記事番号:T00036728
台湾経済研究院(台経院)が24日発表した最新の景気動向調査によると、企業による今後6カ月の景気見通しが反映される「営業気候観測指数」の3月の数値は、製造業が前月比2.65ポイント上昇の97.4ポイント、サービス業が同4.31ポイント上昇の97.65ポイントで、ともに3カ月連続での上昇となった。しかし製造業者のうち、今後6カ月の景気を「良い」とみる企業は前月比12.9ポイント減の32.8%、「悪い」とみる企業は同9.5ポイント増の22.6%と、先行きを慎重視する傾向が強まっている。25日付工商時報が報じた。
なお製造業で3月の景気を「良い」とした企業は前月比5ポイント増の42.1%、「悪い」とした企業は前月比4.3ポイント減の18.7%だった。
今後の見通しについて台経院は、欧米で経済成長の勢いが弱まっていることに加え、台湾におけるガソリン・電気料金の値上げにより、特に卸売企業における運営コストの上昇、および消費者の購買意欲低下が起きるとの懸念を示した。
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