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作成日：2007年11月12日_記事番号：T00003674
新光銀行、ホーチミン市に拠点開設へ
新光金融控股傘下の新光銀行は、ベトナムのホーチミン市に代表人事務所の開設許可を申請し、年内の設立を計画している。これは同銀行初の海外拠点となることに加え、新光人寿もすでにハノイに事務所を開いており、新光金は経済成長の著しいベトナム市場での展開を加速している。
新光金控は、台湾企業の進出が集中するホーチミン市に新光銀行初となる海外拠点を開設することにより、顧客の需要を速やかに理解し金融情報の提供を行えるほか、ベトナム市場と台湾企業の動向を把握するのに役立つと期待する。将来は新光人寿のハノイ事務所と連携し、南北ベトナムの台湾企業に、海外ネットワークと連結したサービスを提供したいとしている。
新光銀行によると、台湾とベトナムは近年貿易が頻繁となり、現在ベトナムに対する認可ベースの投資は台湾が最も高くなっている。1988年から06年７月までの総投資額は79億4,300万米ドルに上り、製造業のみならず銀行も商機ありと見てベトナム進出を速めている。12日付工商時報が報じた。
