ニュース 電子 作成日:2012年4月26日_記事番号:T00036758
発光ダイオード(LED)用サファイア基板製造の中美藍晶(シノサファイア)と兆遠科技(クリスタルワイズ・テクノロジー)は25日、株式交換方式で合併すると発表した。合併後は兆遠科技が存続会社となり、台湾最大のサファイア基板メーカーとなる。26日付経済日報が伝えた。
株式交換比率は、中美藍晶1株に対し、兆遠科技1.8967株。合併基準日は12月31日とする。
中美藍晶は太陽電池用シリコンウエハー大手の中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)の傘下企業。兆遠科技は聯華電子(UMC)と晶元光電(エピスター)の合弁企業。業界関係者は、今回の合併をSAS、UMC、エピスターによる「三強連合」と評し、UMCの資金力や市場開拓能力と、中美藍晶、兆遠科技の技術力で相乗効果が生まれると期待感を示した。
SASの盧明光董事長は「台湾のLED素材産業は大連合の時代に入った」と指摘した。
合併後の兆遠科技は増資を実施する予定で、増資後の株主構成は、SASが43%を出資する筆頭株主となり、エピスターが4.86%、UMC傘下の宏誠創業投資が2.33%を出資することになる。
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