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UMCのQ1純利益、前期比36%増【図】


ニュース 電子 作成日:2012年4月26日_記事番号:T00036759

UMCのQ1純利益、前期比36%増【図】

 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が25日発表した第1四半期売上高は前期比2.7%減の237億6,500万台湾元(約655億円)で、営業利益は同57.6%増の13億2,400万元、純利益は同36.2%増の13億3,500万元の2けた成長だった。26日付工商時報などが報じた。

 孫世偉UMC執行長は第2四半期について、通信およびコンシューマー電子製品向けの受注が増え、出荷量が前期比15%増加、設備稼働率が8割以上に向上すると予測した。第1四半期の出荷枚数は8インチウエハー換算で96万3,000枚、設備稼働率は71%だった。

 台湾積体電路製造(TSMC)の28ナノメートル製造プロセス生産能力不足から、UMCはクアルコムの28ナノ統合型ベースバンドチップを受注したようだ。孫執行長は特定の顧客について明かせないが、同社の28ナノプロセスの進展は順調で、下半期に量産する計画に変更はないと強調。年末には28ナノが売上高に占める割合を5%にする目標だと語った。