ニュース 電子 作成日:2012年4月26日_記事番号:T00036760
テレビ用IC設計大手、晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)は25日、昨年末より静電容量方式タッチパネル用ICチップの量産を開始し、既に世界的大手ブランドの低価格スマートフォン向けに受注を獲得したことを明らかにした。第2四半期に出荷を開始する。証券会社は「世界的大手ブランド」について、中国の中興通訊(ZTE)か華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のことだと指摘している。26日付工商時報が報じた。
Mスターは昨年、単層膜ITO(酸化インジウムスズ)技術を利用した静電容量方式タッチパネル向けにチップソリューションを発売。コスト競争力を武器に新興市場を開拓し、北京天宇朗通通信設備、酷派(クールパッド)など中国携帯電話メーカーから受注を獲得していた。
Mスターによると、新興市場の携帯電話ではコスト上の問題から依然、比較的反応が遅い抵抗膜方式タッチパネルが半数以上を占めるが、同社は大中華市場に初めて単層ITOソリューションを導入し、抵抗膜方式とのコスト差を縮めることで顧客にメリットをもたらしているという。
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