ニュース 機械 作成日:2012年4月27日_記事番号:T00036778
工作機械部品大手の上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は26日、今後5年間で1,000億台湾元(約2,800億円)の設備投資計画を明らかにした。中部科学工業園区(中科)に工場を建設し、ロボット、太陽光発電関連設備の生産拠点とする構えだ。27日付経済日報が伝えた。

行政院国家科学委員会(国科会)は27日に開く投資審議委員会で、同社の中科進出計画について審査を行う。
計画によると、同社は33ヘクタールの用地を必要としており、段階的に投資を行う。第1期の投資額は288億元で、工場建設には87億元を充てるとしている。台湾の精密機械業界では過去最大の投資案件となる。同社は中科台中園区の大肚山麓への進出を希望している。
中科では鴻海精密工業も1,000億元を投資し、自動化関連部品の開発・生産、ロボットの研究開発(R&D)などを行うとしている。
台湾区機器工業同業公会(TAMI)の徐秀滄理事長は「ハイウィンと鴻海がそろって中科に進出し、ロボット生産拠点を設ける動きは、台湾の精密機械・ロボット産業にとって、重要なマイルストーンになる」と述べた。
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