ニュース 政治 作成日:2012年4月30日_記事番号:T00036794
1月の総統選挙後、政権に対する台湾住民の評価を計る試金石を目された彰化県鹿港鎮長選挙の結果が28日明らかとなり、野党・民進党公認の黄振彦候補(2万2,275票)が、国民党公認の蔡明忠候補(9,048票)に1万3,227票の大差をつけて当選した。29日付中国時報が報じた。

喜びの表情の黄振彦氏。民進党候補が鹿港鎮長に当選したのは初めてだ(28日=中央社)
今回の補選に向け国民党陣営は、馬英九総統が現地に「ホームステイ」したり、呉敦義・次期副総統が5度応援に駆けつけるなど、強力なバックアップ体制を敷いたものの、最近のガソリン・電気料金値上げ、米産輸入牛肉問題への対応などから国民党政権への不満が高まっていることが浮き彫りとなった。
28日午後5時ごろ、勝利宣言を行った黄候補は、「今回の勝利は鹿港住民が全台湾市民に代わって馬政権に反対票を突きつけたものだ」と語り、民進党所属の翁金珠・立法委員も「得票率71%での勝利は指標的な意味を持つ」と強調した。
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