ニュース 電子 作成日:2012年4月30日_記事番号:T00036810
鴻海精密工業が28日発表した第1四半期売上高は前期比14.1%減、前年同期比42.59%増の7,899億4,200万台湾元(約2兆1,700億円)で、過去2番目に高かったものの、粗利益率は前期比で0.24ポイント下がって4.02%、純利益は前期比57.3%減の149億2,300万元だった。29日付蘋果日報などが報じた。

邢治平・同社広報担当は前期比での大幅減収について、春節(旧正月)の連休があったためで、減少幅は予測の範囲内だと述べた。減益については従業員の賃上げを行ったためだと説明した。
一方、鴻海の中国子会社、富士康国際(FIH)は26日、上半期業績見通しについて、前年同期の純損失1,770万米ドルを大きく上回る赤字が見込まれるとの予測を発表した。市場では当初、黒字転換が予想されていたが、主要顧客であるノキアからの受注量が予測を下回ったことに加え、受注価格の変動や生産コストの上昇によって大幅赤字になる見通しだ。
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