ニュース 電子 作成日:2012年4月30日_記事番号:T00036811
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)世界最大手、日月光半導体製造(ASE)は27日の業績説明会で、2012年通年の設備投資額を予定の7億~7億5,000万米ドルから8億米ドルに上方修正した。3月よりIDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)からの受注が予想以上に早く回復していることを理由に挙げた。28日付電子時報などが報じた。
董宏思ASE財務長は、設備投資額の内訳を▽銅プロセス、約4億米ドル▽バンピングおよびフリップチップ封止、約2億米ドル▽検査機器、約2億米ドル──とし、受注状況などで今後調整すると説明した。
一方、同社の第1四半期の連結売上高は、前期比7%減の431億100万台湾元(約1,200億円)、純利益は前期比22%減の20億5,600万元だった。董財務長は第2四半期について、特に通信関連製品およびパソコン用チップの受注増で、封止・検査の出荷量は前期比15%増になるとの楽観的な見通しを示した。また、フリップチップ封止およびワイヤボンディングの受注が満杯で第2、第3四半期ともに封止・検査価格を下げない予定と表明した。
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