ニュース 建設 作成日:2012年5月1日_記事番号:T00036829
英不動産コンサルティング会社のナイト・フランクが不動産市場が過熱している10市場を対象に過去5年間の住宅価格の上昇率を調べた結果、台湾は上昇率30.1%で6位だった。1日付蘋果日報が伝えた。

調査では、2006年第4四半期と11年第4四半期を比較し、住宅価格最高値の平均上昇率を調べた。上位は中国(110.9%)、香港(93.7%)、イスラエル(54.5%)、シンガポール(50.5%)だった。
調査結果について政治大学地政学系の張金鶚・特聘教授は、現在の相場を「相対的な高値水準」と分析し、「じっくり観察するため、まずは賃貸住宅に入居した上で物件を購入すべきだ。不動産ローンに振り回されてはならない」と呼び掛けた。理由として、ぜいたく税の導入よる影響がまだ出尽くしていないほか、7月からの不動産実売価格登録の開始、中央銀行による金融引き締めなどを見守る必要がある点を挙げ、市場動向がはっきりするのは、来年第1~2四半期になると予測した。
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