ニュース その他製造 作成日:2012年5月1日_記事番号:T00036830
台湾経済研究院(台経院)が30日発表した3月の製造業景気指数は、前月比4.49ポイント下落の9.12ポイントとなり、先月、5カ月ぶりに景気後退を示す「青」から景気後退傾向の「黄青」に回復した景気信号は、再び「青」が点灯した。1日付蘋果日報などが報じた。
台経院によると、3月の製造業景気指数は業績が後退している企業の割合が5割に上ることを示すと説明。原因として、世界経済の低迷が台湾域内の製造業に悪影響を及ぼしていることを指摘した。第2四半期中に景気は上向く可能性もあるが、安定した回復は下半期に入ってからとの見方を示した。
業界別では、「ゴム・プラスチック製品」が原料価格の上昇による影響で景気繁栄の「赤」から「黄青」となったほか、「家具」は景気上昇の「黄赤」から「黄青」に、「食品」も「黄青」から「青」に軒並み悪化した。
また、先月は景気安定の「緑」だった「電子部品」も、欧州や米国の景気がいまだ回復しておらず、新興市場の成長も予測を下回っていることから「青」となった。
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