ニュース 電子 作成日:2012年5月1日_記事番号:T00036838
ノートパソコン受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が30日発表した第1四半期の連結売上高は、前期比7%減、前年同期比6%減の1,613億1,000万台湾元(約4,400億円)、純利益は前期比12%減、前年同期比46.5%減の18億6,900万元だった。純利益は2006年第3四半期以来の低水準で、最大顧客の宏碁(エイサー)の不振が大きく影響した。1日付蘋果日報などが報じた。

陳瑞聡コンパル総経理は、ハードディスクドライブ(HDD)不足は完全に解消し、第2四半期はノートPC出荷台数が第1四半期から15%、第3四半期は第2四半期から2けた成長すると予測した。また、マイクロソフトの次世代OS(基本ソフト)、Windows 8やウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)が市場を刺激し、今年のノートPC市場は前年比で8~10%成長するとの楽観的な見方を示した。
一方、同社の12年通年の出荷台数目標は4,800万台だが、上半期は1,740万台前後と予測され、目標達成は困難とみられている。しかし、陳総経理は下半期は上半期比で50%の出荷増を見込み、目標は変えないと強調した。なお、タブレットPCの通年出荷目標は150万〜200万台だ。
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