ニュース 社会 作成日:2012年5月2日_記事番号:T00036844
労働節(メーデー)の1日、各地の労働者2,000人以上が台北市に集結し、過酷な労働状況を馬英九政権に訴える街頭デモを繰り広げた。2日付自由時報などが報じた。

医師・看護師から成る労働団体は台大医院の前に集結し、過労死した同僚の悲痛を訴えた(1日=中央社)
デモには数十の業界団体、労働団体や学生の団体が参加した。医学生や実習生(インターン)100人以上も加わり、白衣姿で医師・看護師にも法定労働時間を2週で84時間と定める労働基準法を適用するよう訴えた。
参加した医学生によると、医師のインターンでは1週間に80~100時間労働が当たり前で、住み込みなら100~120時間に上る。
ある看護師は、毎日午前8時から午後8時まで働くだけでクタクタなのに、連続8日間勤務をこなしたことも2回あると訴えた。
劉建国立法委員(民進党)は、行政院労工委員会(労委会)の統計によると過去4年の労働災害は年間4万件を超えており、13分に1件発生している計算だと指摘し、「最も辛いメーデーだ」とコメントした。
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