ニュース 電子 作成日:2012年5月2日_記事番号:T00036858
遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)と台湾大哥大(タイワン・モバイル)は1日、米アップルのタブレット型パソコン、新iPadの予約販売受付を開始した。5月中旬~下旬に正式発売となる見通しだ。2日付工商時報などが報じた。

アップルが2010年11月にiPadを発売して以来、台湾の通信キャリアの代理販売は初めて。遠伝電信は1日夕方までに2,000人以上の予約を受け付けたと明かした。台湾大哥大は公表していない。両社は、料金プランは発売の前日に発表する予定だと説明した。
市場観測によると、新iPadの予約受付は数万台にとどまる見込みで、遠伝電信、台湾大哥大と通信契約を結んだ場合の価格は5,000~8,000台湾元(約1万4,000~2万2,000円)となりそうだ。また、晶実科技の「Studio A」、徳誼数位科技(データエクスプレス)、燦坤3Cなどアップル製品取扱店でも同時に発売される見通しだ。
中華電信の張暁東総経理は、新iPadの代理販売はしないと表明した。台湾のインターネット使い放題プランが十分低価格な上、新iPadには音声通話機能がないため、通信キャリアが販売奨励金を出して安く売ってもメリットがさほどないことを理由に挙げた。
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