ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国市場のLEDテレビ浸透率拡大、台湾メーカーに恩恵


ニュース 電子 作成日:2012年5月2日_記事番号:T00036859

中国市場のLEDテレビ浸透率拡大、台湾メーカーに恩恵

 中国の市場調査会社、奥維諮詢(AVC)によると、中国市場での発光ダイオード(LED)バックライトを採用した液晶テレビの浸透率は第1四半期の60%から、年末に70%、2013年に100%近くまで上昇する見通しだ。これにより、台湾のLEDメーカーが恩恵を受けるとみられる。2日付電子時報が報じた。

 中国での第1四半期の液晶テレビ販売台数は前年同期比18%減の852万台、金額にして同24.5%減の297億人民元(約3,800億円)だった。一方で、今夏のロンドン五輪開催のほか、中国でエコ家電購入に対する補助金支給が実施される可能性から、第2四半期以降は液晶テレビ市場が回復に向かう見通しだ。

 LEDテレビの市場浸透率上昇によって、東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)、晶元光電(エピスター)など台湾LED関連メーカーの業績向上が期待できそうだ。