ニュース 電子 作成日:2012年5月2日_記事番号:T00036862
台湾積体電路製造(TSMC)は、28ナノメートル、40ナノメートル製造プロセスで生産が需要に追い付かない状況が来年第1四半期まで続くと予想している。このため、業界では、TSMCが米アップルからのCPU(中央演算処理装置)受注を目指すとした「A計画」は先送りされるとの見方を強めている。2日付電子時報が伝えた。
業界関係者からは、TSMCがアップルからのCPU受注に当たり、現在の微細化レベルを飛び越え、次世代の20ナノメートル製造プロセスを採用し、受注時期が2014年になるのではないかとの観測も出ている。TSMCはコメントを避けている。
TSMCは先ごろ、総額540億台湾元(約1,500億円)の設備投資計画を董事会で決定し、311億8,000万元を28ナノメートルの生産拡充、228億9,000万元を20ナノメートルの生産開始に充てるとした。しかし、生産拡充には6~9カ月の期間を要するとみられ、当面は需要に十分対応できない状況が続く見通しだ。
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