ニュース 金融 作成日:2012年5月3日_記事番号:T00036874
中国信託金融控股(中信金)は2日、今年第1四半期の、傘下の中国信託商業銀行(中信銀)による保険販売手数料収入が前年同期比64.6%増の19億3,200万台湾元(約53億円)となり、四半期ベースで過去最高を記録したと発表した。3日付経済日報が伝えた。
投資ファンド取り次ぎによる手数料収入を含め、資産管理サービス全体での手数料収入は26.3%増の29億3,800万元だった。投資ファンドの手数料収入は31%伸びたが、伸び率は保険販売による手数料の半分にとどまった。
第1四半期の保険販売が好調だったのは、7月からの責任準備金利率引き上げで、保険料が値上がりすると見込まれる中、駆け込み契約が増えたことが背景だ。
中信銀が第1四半期に販売した保険商品の新規保険料収入は250億元を超えた。中信金の呉一揆総経理は「保険販売の20〜30%を中国信託人寿保険の商品が占めることを望んでいる」と語った。
このほか、第1四半期業績を近く発表する台新金融控股も、保険販売が好調で、保険販売手数料が資産管理サービスの手数料収入に占める割合は70%を超えると予想されている。
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