ニュース その他製造 作成日:2012年5月3日_記事番号:T00036880
石油化学大手の李長栄化学工業(LCYケミカル)を中心とする李長栄集団は2日、屏東県林辺郷、佳冬郷に建設した台湾最大規模の太陽光発電所が完成したと発表した。発電は昨年11月に開始され、出力は12.3メガワット(MW)。3日付工商時報が伝えた。
今回の計画は、2009年8月の台風8号(アジア名・モーラコット)で大きな洪水被害が出た低地帯に太陽光発電所を建設し、地元農漁民に借地料を支払うことで、地元の経済振興につなげるとする屏東県政府の「養水種電」プロジェクトの一環。李長栄集団の李謀偉董事長は「養水種電プロジェクトの成功経験を他にも生かしていきたい」と述べた。
屏東県政府によると、李長栄集団をはじめ、向陽優能系統(サニーリッチ・システム)、元鴻科技、華旭環能(アリマ・エコ・エナジー)、華城電機(フォーチュン・エレクトリック)の各社が太陽光発電所の建設を計画しており、合計出力は24MWに達する見通しだ。敷地面積は約40ヘクタール、投資総額は42億500万台湾元(約115億円)を見込む。
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