ニュース 医薬 作成日:2012年5月3日_記事番号:T00036881
統一集団傘下の原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム)の馬海怡総経理は2日、今年は川下分野での発展を図ると語り、年末までに製剤工場を買収または自社で設置すると表明した。投資予定額は1億米ドル。生産する製品については明言を避け、「当社が主力とする抗がん原薬は、主に注射剤として使用されている」と語った。3日付経済日報などが報じた。
同社は川下分野への投資を活発化しており、今年初めにはインドの10大製剤メーカーの1社と提携して、後発医薬品(ジェネリック医薬品)で米国市場進出を図ると発表している。
馬総経理はまた、同社が中国・江蘇省常熟市で第2期拡張に着手しており、来年の量産を予定していると述べた上で、「今年は大陸(中国)市場開拓を事業の中心に据える」とした。馬総経理によると、中国は現在、製薬の世界3大市場となっており、2015年には市場規模が1,250億米ドルに達する見込みだ。
なお同社は台南工場でも生産ラインを2本増設し、今年末までに量産に入る予定で、同社売上高は今年、前年比3割成長すると証券会社は予測している。
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