ニュース 電子 作成日:2012年5月3日_記事番号:T00036884
携帯電話端末大手のノキアは2日、台湾の宏達国際電子(HTC)、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)、米ビューソニックの3社に特許を侵害されたとして、米国とドイツで3社を提訴したと発表した。ノキアは3社が生産するスマートフォンなどが合計で45件の特許を侵害していると主張している。
このうち、HTCは米国際貿易委員会(ITC)、米デラウェア州連邦地裁、ドイツのデュッセルドルフ地裁、マンハイム地裁でノキアに提訴された。
提訴対象となったのは、デュアル・ファンクション・アンテナ、電源管理、マルチモードラジオ、アプリケーションストア、マルチタスキング機能、ナビゲーション機能、対話メッセージ表示、ダイナミック・メニュー、データ暗号化、電子メール検索などに関する特許。
ノキアは「訴訟は避けたいところだが、ノキアが保有する発明、技術の無断使用をなくすために提訴せざるを得なかった」と説明した。
ノキアはマイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・フォン」を採用したスマートフォン「ルミア」を発売し、グーグルのOS「アンドロイド」を採用した機種と競合している。今回の提訴対象のうち、HTCはアンドロイド機種とウィンドウズ機種の双方、ビューソニックはアンドロイド機種を生産している。
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