ニュース 電子 作成日:2012年5月3日_記事番号:T00036890
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)の蔡篤恭董事長は2日、「過去数カ月、大口顧客のエルピーダメモリ経営破綻によるダメージを最小限に抑えることに努め、既に同問題の影響を脱した」と表明した。3日付工商時報が報じた。
蔡董事長は、会社更生法適用申請して以降もエルピーダの支払いは現在まで正常に行われていると強調。さらにエルピーダの経営権をどの企業が握ったとしても、今後1年の受注に影響は出ないとの見通しを示した。
また今年は積極的に事業転換を図り、汎用DRAM用封止・検査ラインの、NAND型フラッシュメモリー用やモバイルDRAM用への切り換えを進めると表明。第2四半期の封止・検査事業の売上高は前期比横ばいの見込みだが、このほど同社の傘下に入った超豊電子(グレイテック・エレクトロニック)を含めると、同期連結売上高は20%以上の成長が期待できるとしている。
パワーテックの第1四半期連結売上高は87億5,500万台湾元(約240億円)、1株当たり純利益(EPS)は1.42元とほぼ市場予測通りとなった。
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