ニュース 電子 作成日:2012年5月4日_記事番号:T00036918
台湾積体電路製造(TSMC)は3日、28ナノメートル高性能モバイルアプリケーション(HPM)プロセスで生産した「ARMコーテックスA9デュアルコアプロセッサー」のテストチップが通常環境下で3.1ギガヘルツ(GHz)の性能を達成したと発表した。4日付経済日報が伝えた。
同社の侯永清副総経理(研究開発担当)は「40ナノメートル製造プロセスによる同クラスのプロセッサーに比べ、処理能力は2倍に達する」と説明した。
TSMCは既にコーテックスA9プロセッサーのライセンス付与を開始した。同社は「28ナノメートルHPMプロセスは、ネットワーク機器、タブレット端末、コンシューマー向け携帯電子製品向けに開発された」とし、今後の応用範囲拡大に期待感を示した。
TSMCは現在、28ナノメートル製造プロセスを採用した唯一のファウンドリーで、28ナノによる売上高は第1四半期時点で全体の5%を占めた。同比率は年内に20%まで高まる見通しだ。
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