ニュース 政治 作成日:2012年5月7日_記事番号:T00036931
蘋果日報が行った世論調査によると、就任から3カ月を迎えた陳冲・行政院長に対する満足度は15.6%、不満足度は63.9%だった。さらに、馬英九総統に対する満足度は15.1%、不満足度は70.6%と陳院長を上回る不人気ぶりだ。調査は4月30日~5月3日に行われ、1,198人から回答を得た。6日付同紙が伝えた。
政策面で最も不満度が高かったのは、ガソリンと電気料金の値上げと呉伯雄・国民党名誉主席が提案した中台関係について提示した「1国2地区」だった。ただ、「過去3カ月で満足している政策は?」との質問に対し、ガソリン・電気料金の値上げは21.2%、「1国2地区」は14.5%の支持を集めた。
なお、「満足している政策」には46.2%が「無回答・分からない」と回答したのに対し、「不満足な政策」では同回答が11.8%となり、不満の高さをうかがわせた。
今回の世論調査結果について、台湾大学政治系の王業立教授は「陳院長の就任以来、住民が満足するような業績がなく、ネガティブなニュースばかりのため」と指摘。しかし「辞任が必要ほどではなく、短期内の交代はない」との見方を示した。
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