ニュース 金融 作成日:2012年5月7日_記事番号:T00036935
行政院金融監督管理委員会(金管会)によると、台湾系銀行38行の3月末時点の預金残高が過去最高の28兆400億台湾元(約76兆円)に達した。預金残高は昨年5月から11カ月連続で増えており、昨年9月に27兆元を超えていた。5日付工商時報が伝えた。
預金残高の多い上位5行はいずれも政府系で台湾銀行、合作金庫銀行、台湾土地銀行、第一商業銀行、華南銀行の順だった。このうち台湾銀行は3兆1,000億元、合作金庫と土地銀行は2兆元を超えている。第一銀行は2月は1兆5,900億元だったが、3月は1兆6,100億元に増えて華南銀行を上回った。民営銀行では国泰世華銀行が1兆5,200億元で最多だった。
金管会は「海外の投資環境が不透明なため、より安全で信頼できる対象に資金を置いている」と分析した。
なお3月の台湾系銀行全体の融資残高は前月比微増の21兆9,700億元。銀行別では台湾銀、合作金庫銀、土地銀の順で多かった。
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