ニュース 建設 作成日:2012年5月7日_記事番号:T00036938
高雄市が4日発表した不動産取引状況を示す「建物売買移転件数(売買による建物所有権移転登記件数)」によると、4月は前月比9件増、過去11カ月で最高の3,401件に達し、2カ月連続で台北市を上回った。5日付工商時報などが報じた。
取引件数が多かったのは▽左営区、487件▽三民区、469件▽鳳山区、399件──。成長幅が最も大きかったのは鼓山区で、前月比17%増の367件だった。
不動産仲介大手の信義房屋の統計によると、高雄市の住宅物件の1坪当たりの平均単価は13万台湾元(約35万円)を超え、過去1年で最高となった。高雄市は自宅用需要が中心の市場で、500万元以下の中古物件が成約件数の4割以上を占めている。ただ、総額700万元以上の取引件数も増加している。
高雄市を地盤とする京城建設の周敬恒経理は、春節(旧正月)以降、高雄市の不動産市場は活発化しており、第1四半期の売上高は5億8,000万元に達したと説明。4月以降も購買意欲はさらに高まると予測している。
一方、台北市の4月の建物売買移転件数は、前月比9%増の3,228件、新北市は前月比1割増の5,908件だった。
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